[両備バス]
西中学校前より徒歩3分
[山陽本線]

新倉敷駅より車で15分

ニシナ 玉島柏島店の西隣り

無料駐車場:22台収容

いなだ医院

メディケアビレッジかしわじま

肺炎球菌

肺炎球菌感染症について(成人)

肺炎球菌は肺炎や慢性気道感染症、中耳炎、敗血症、髄膜炎などの原因になる菌です。 肺炎球菌感染症は、頻度が高く、しかも重症化しやすく、成人肺炎の25~40%を占めます。更に、近年では、薬剤に耐性を示す菌が急増しており、治療が困難な方も増えています。 ワクチンよる予防は耐性菌にも有効でインフルエンザワクチンとの同時期接種で高齢者の肺炎予防効果が示されています。

予防接種の効果(成人)

23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンと13価肺炎球菌結合型ワクチンの2種類があります。現在65歳以上の方への定期接種で認められているのは前者のみです。ただし、両者を使用する投与方法の考え方が、日本感染症学会/日本呼吸器学会から公表されており、任意接種の扱いにはなりますが、ご希望の方はお申し出ください。

23価肺炎球菌莢膜多種株ワクチンは1回の接種で、5年以上免疫が持続すると言われています。 再接種の注意事項は前回の接種から5年以上の間隔を空けて接種します。 5年以内に再接種すると注射部位に痛み・赤み・しこりなどの副反応が強く出るという報告があるからです。

予防接種の副反応

接種後に注射部位の腫れ、痛み、ときに軽い発熱が見られることがありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。通常1~2日で消失します。 最近実施された本剤の臨床試験では65例中49例(75.4%)96件の副反応が認められました。 殆どが、注射した部分の痛み、発赤、はれ、で、その他は頭痛、わきの下の痛みでした。

小児用肺炎球菌

肺炎球菌感染症について(小児)

肺炎球菌は細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎などをおこします。 ときに、細菌性髄膜炎、菌血症など重症感染症をひきおこします。我が国でも多くの子供が肺炎球菌による髄膜炎により致死的となり、救命しえても後遺症を残す症例が多くみられます。

予防接種の効果(小児)

免疫の働きが充分でない乳幼児(特に2歳未満)に対し、肺炎球菌による重い感染症を予防する効果が期待されます。 ワクチン本格導入後、肺炎球菌髄膜炎は70%減少したと報告されています。(H26年)

予防接種の副反応

接種後に注射部位の腫れや、痛み、赤み、発熱が見られることがあります。

接種対象者と接種スケジュール

生後2ヶ月以上5歳未満の乳幼児。標準として、生後2~7ヶ月未満で接種を開始し、追加接種含め4回接種します。

その他の注意事項

接種開始の月齢、年齢により、必要な接種回数が異なりますので、来院時ご相談ください。

小児予防接種の予約

小児の予防接種は電話にてご予約ください。

TEL 086-525-0600

いなだ医院基本情報

医院名
医療法人 いなだ医院
院長
稲田 俊雄
住所
〒713-8123 
岡山県倉敷市玉島柏島920-106
診療科目
内科・胃腸科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科
電話番号
086-525-0600