4種混合とはジフテリア・百日せき・破傷風に不活化ポリオワクチンの4種類のワクチンを混合したものです。
ジフテリア、百日せき、ポリオはその数が少なくなったとはいえ重症な合併症や後遺症を残す事があります。また、乳児が百日せきにかかった場合、肺炎や脳症など重い合併症により命に関わることがあるので4種混合ワクチンは生後2ヶ月を過ぎたらできるだけ早く接種してください。
国内臨床研究によって単独と4種混合の併用は可能となりましたが、ワクチン需要供給のバランスが崩れる恐れがあるため、単独の不活化ポリオワクチンを使用している方は最後まで単独の不活化ポリオワクチンを接種していただくようお願いします。
3種混合ワクチンと4種混合ワクチンを併用する場合においては、初回3回・追加1回を越えて接種することはできません。
以下のいずれかのワクチンを既に接種している方
4種混合ワクチンの導入に関わらず、原則として3種混合ワクチン+単独の不活化ポリオワクチンを接種します。
5種混合ワクチンとは、4種混合ワクチンにヒブワクチンが加わったもので、接種方法は4種混合ワクチンと同様です。
2024年4月より開始されました。
既に4種混合ワクチンとヒブワクチンを受けた方は、5種混合ワクチンは受ける事はできません。
ロタウィルスによる胃腸炎は、急激な嘔吐と水様性の下痢がみられ、発熱が3割~5割程度みられます。先進国では、死亡例は少ないですが嘔吐、下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併症のため入院治療に至るケースがあります。
ロタウィルスに対する予防効果が示唆されています。しかし、他のウィルスに起因する胃腸炎は予防できません。
接種後、特に初回接種の1週間以内に腸重積症状がみられる事があり早急に治療が必要となります。
小児の予防接種は電話にてご予約ください。
TEL 086-525-0600
医院名 |
---|
医療法人 いなだ医院 |
院長 |
稲田 俊雄 |
住所 |
〒713-8123 岡山県倉敷市玉島柏島920-106 |
診療科目 |
内科・胃腸科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科 |
電話番号 |
086-525-0600 |